サロンやクリニックの全身脱毛は、安全性の高い施術が行なわれているけど、それでも施術後に健康被害が出る可能性が全く無いわけではありません。

- 健康被害の種類
- 健康被害が起きた時はどうする?
- 健康被害を早めに防ぐ方法
この3項目について、調べてみました。
これから脱毛に通う場合の心構えとして覚えておいたほうがいいこと紹介します。
また、既にもしかしたら、これは健康被害なのでは?と心配になっている人はあまり遠慮をしないで、早めに対処すべき状況かもしれません。是非参考に!
全身脱毛の健康被害で多いのってどんなこと?

- 火傷
- 感染症や皮膚炎
※2014年に厚生労働省研究班の調査結果

脱毛機器の出力設定が適切に行なわれていない場合
単純にスタッフのミスである場合もありますが、脱毛効果を高めようと必要以上に強い出力をかけてしまうことで熱傷がおきてしまうことも多いのです。
これまで、脱毛施術の火傷はレーザー脱毛で起きやすいとされていましたが、厚生労働省の調査では光脱毛についても同じように被害が報告されているので、サロン選びは慎重に行なう必要がありますね。

脱毛施術を行なったあとの処置や消毒が充分にされていなかった場合
これも、サロンやクリニック側のミスなので、施術を受ける側では防ぎようのない健康被害が多いことが分かります。
もしも健康被害が起きたらどうしたらいい?
その他の健康被害・・・施術中に強い痛みやかゆみが起きる
施術中に何らかの違和感を感じたときは、躊躇せずにスタッフに伝えるようにしましょう。
脱毛の途中から痛みがあったのに、そのうち凌げるのでは?と我慢をしてしまった結果、最終的には、皮膚にケロイド状の跡が残ってしまったという症例もあります。
何かおかしいと思ったら、施術中でも大丈夫ですから勇気を出して言ってみて下さいね。
施術中には異常がなかったものの、家に帰ってみたら健康被害が発生していたという場合は、まずは施術を受けたサロンやクリニックに連絡を入れましょう。
その時に納得のいく対応をして貰えない場合は、別の皮膚科で治療を受けるとともに、国民生活センターや消費者センターに連絡をすれば相談に乗ってもらえますよ。
全身脱毛の健康被害を防ぐ方法
全身脱毛の施術で起きる健康被害は、昔に比べれば格段に減っているものの、それでも全く心配がないとはいえないのが現状です。

- 脱毛の契約前に店舗の評判を調べる
- 信頼できる店舗かどうか
- 新しいサロンよりは歴史のあるしっかりしたサロンを選ぶ
- 料金の安さだけで選ばない
- お店の雰囲気やスタッフの対応の丁寧さ
- 店内の清潔感
全身脱毛の健康被害は火傷や皮膚炎が多く報告されていて、被害を訴える割合は20代の女性が最も多くなっています。
やはりこの年代の女性が美を気にする年頃だから、というのもありますが、サロンの選び方にそれほど慎重になっていない、という点もあるでしょう。
信頼の出来るサロンやクリニックの見抜き方としては、店内の雰囲気や接客にも注意するといいでしょう。
また、脱毛サロンの歴史や規模や実際に通っている顧客の満足度や口コミもチェックしておくといいですね。
また、脱毛の施術中に、何かおかしいと感じたら遠慮せずに申し出ることが大きなポイントです。
せっかくキレイになるために全身脱毛をするのですから、安全性の高い脱毛が受けられるお店を選ぶようにして下さいね。